国富論について
もう忘れちゃったよ。
思い出しながら、しらべてみました。
『国富論』の大部分はヒュームやモンテスキュー、そして重農主義者チュルゴーといった思想家によって既に確立された理論の焼き直しと言われるものの、市場とそこでおこなわれる競争の重要性に着目することによって、近代経済学の基礎を確立した名著であることに変わりはない。「見えざる手」という言葉は、この著の第四篇第二章で1回使われているだけにも関わらず、非常に有名である。この文句の意味は、個人による自分自身の利益の追求が、その意図せざる結果として社会公共の利益をはるかに有効に増進させるというものであった。
スミスが想定する理想的経済人とは、「自らが最も優位性を持つただひとつのモノを生産することに特化する人間」であり、「分業によって技術革新がおこなわれ、労働生産性が上昇することによって富(生産物の増大)は生まれる」と考えた。この点、よく統治された社会ではその最下層まで富裕が広く行き渡るが、それを可能とするものは分業に他ならないとスミスは語っている。他方では、分業の発達が、単純な反復作業に従事する人間の精神を荒廃させることを問題とし、基礎教育の必要性を論じた。
この考えは、国と国との間についても適用しうるもので、「各国は絶対優位性を持つ分野に特化するべき」として、スミスは保護貿易を批判、自由貿易を支持し、重商主義者や重商主義を支持する税関職員から反感を買う。ただ、イギリスの港に他国の船舶が入港することを制限する政策は擁護し、著書で積極的に国家の役割を論じるなどした。それでも一般に、アダム・スミスは、「自由放任主義」を体系化した経済学者として知られている。
労働を富の源泉としたスミスは、労働価値説の基礎を築いた理論家でもあり、労働投入量が価格を左右するという考えはリカードやカール・マルクスに支持された。またスミス以前の低賃金論に反対して、その成員の圧倒的多数が貧しい社会が隆盛で幸福であろうはずはないとして高賃金論を展開した。
引用『ウィキペディア(Wikipedia)』
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